オールド・ビンテージワインについて
オールド・ビンテージワインとは長期の熟成を経て果実味を熟成感に変えていくことワインに深みが出てきます。色は紫色から透明感のあるレンガ色にかわり香りもアルコールがたって落ち着いた味わいになります。果実味のあるボジョレー・ヌーボーに代表される早飲みタイプのようなジューシーな部分はすでになくなっていて完全なお酒という感じになっています。そしてオールド・ビンテージワインは、熟成するために経過してきた時間を楽しむワインです。
日本でオールド・ビンテージワインの人気が出た理由の背景には、信頼できる輸入業者が増えたからと推測されます。日本市場に出回っているオールド・ビンテージワインも星の数ほど存在しますが、そのほとんどは、ボルドーからイギリス・アメリカ・香港などに輸出されたもので、直接日本に向けて輸出されたものではありません。中には数ヶ国も旅を続けてきたものもあり、長い間どこでどのように保管されていたか、全く分からないものも少なくないのです。現在は業者が責任を持って選んでくれますから、昔と比較すると安心感があります。
オールド・ビンテージワインの売り場を見ていて、これがいいんじゃないかなんて軽い気持ちで数千円のワインを買ってしまうと100%か、それに近いぐらいの確率で期待はずれのオールド・ビンテージワインを掴まされることになる事を覚悟しなければなりません。なかには、今年子供が生まれたからボージョレーヌーヴォーを買って20年したら飲むとか子供にプレゼントするんだなどと無謀な事を考える方がいますがこれはムリです、物理的に絶対ムリですから注意して下さいね。ボージョレ・ヌーヴォーは早飲みワインですから間違っても保存しようなどとは考えないで下さいね。
構えることはありません、オールド・ビンテージワインも無数にあるアルコール飲料一つですので、当然のことながら楽しく飲むことが一番だと考えます。また、購入した本人が好きなように取り扱うのは構いませんが、オールド・ビンテージワインを一本飲んでしまうと舌の感覚が麻痺した状態になっており、それ以降は味わいの違いを区別することが難しくなってきます。ですから軽く酔いが回ってきたら、他のお酒に切り替えることをお勧めします。これは美味しいオールド・ビンテージワインをより長く美味しく味わって頂きたいという想いから提案しました。
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