ワインの味:三大要素
ビンテージという言葉の持つ意味は、ワインの世界においては、葡萄の収穫年を表す言葉なんだそうです。ニュアンス的には長い年月を経てきたものと年ごとによってのできの善し悪しを意味する場合があります。ワインの味を決定する三大要素としては「葡萄品種」「葡萄の産地」「産地の気候」と言われています。
さて、ビンテージワインの歴史的な背景に、人類がビンテージを意識しはじめたのはいつなのかという疑問を文献を調べてみると紀元前121年でした。それまではワインの良否は産地や技術で左右されると考えられていましたが、ある素晴らしいビンテージの出現で人類はワインはビンテージによって左右されるという事を知りました。ワインの技術向上に大変貢献した、人類最初のビッグビンテージは、紀元前121年ということなんですね。記録によるとそのビンテージのワインは150年経っても美味しく飲めたそうです。
日本でオールド・ビンテージワインの人気が出た理由の背景には、信頼できる輸入業者が増えたからと推測されます。日本市場に出回っているオールド・ビンテージワインも星の数ほど存在しますが、そのほとんどは、ボルドーからイギリス・アメリカ・香港などに輸出されたもので、直接日本に向けて輸出されたものではありません。中には数ヶ国も旅を続けてきたものもあり、長い間どこでどのように保管されていたか、全く分からないものも少なくないのです。現在は業者が責任を持って選んでくれますから、昔と比較すると安心感があります。
このように、ビンテージワインは人によって楽しみ方もいろいろです。一生に一回ぐらい、自分が生まれた年のワインを、しかもおいしいビンテージワインを飲んでみることはとても価値のあることだと思います。結婚記念日や還暦のお祝いなど人生の節目節目に、共に月日を重ねてきたワインを飲むということは非常に意義があり、人生の一つの演出として素敵な瞬間を味わうことができるでしょう。
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